リールの活用事例 COLLABORATION
ロボットができない手作業を 柿沼製作所

お客様の要望をキレイに安く早く実現させたい

インタビュー 代表取締役
柿沼一成 Issei Kakinuma

柿沼製作所 × TRIENS「Reels」

先代から続く、精密板金加工企業

柿沼さん:弊社は、金属の板を切断・曲げ・溶接し、それらを使って様々な筐体を作っている精密板金加工業の会社です。納品先は整備関係、自動車ディーラーの工場の他、住宅のレンジフードフィルターの枠なども製作しています。他にもヒーターパネルなどを作っています。

三協リールさんとは先代からのお付き合いで、実は相当長いお付き合いをしています。
三協リールさんがまだ「三協自工」という社名だったとき、お付き合いされてた板金屋さんや機械加工屋さんのご紹介でお付き合いが始まったと聞いてます。
この製作所では三協リールさんのリールを設置して業務を進めているのはもちろん、三協リールさんの製品であるリールのベース、キャビネットなどを中心に弊社がものづくりをご一緒し、試作段階でもお手伝いさせていただいてます。
つまりは、三協リールさんのユーザーでもあり、パートナーでもあります。

2代目になるのは子供のときからの「夢」

柿沼さん:僕は20代でこの製作所の2代目の社長を引き継いでいます。
自分では覚えていないのですが、子供のころから先代社長である父に「自分が(この製作所を)継ぐ!」と言っていたようです。
思春期になると反発して「やりたくない」と言っていた時期もあり、デザインの専門学校に通ったり別の仕事をしていましたが、大人になって世の中の事や自分のことが見えてくるにつれ、やはり「やりたい」と思うようになりました。
父が数年前に体調を崩したことをきっかけに、自分の体の心配や会社のこと考えて早めに経営をバトンタッチしたいとの話があり、2018年に社長に就任しました。

やりたいと思って会社を継げるということは、こんなに嬉しいことはないですよね。すでに設備もあってお客さんもいて。

ただ、二代目というのは会社の地盤がすでにあるというのは良い反面、苦労する面もあります。

先代の父はカリスマで、センスとリーダーシップが凄い。先代の力は「声」ですね。先代が言えば社員は動きます。
しかし二代目が同じように言っても同じようにはできない。なので声で「やれ」というのではなく「やってみせる」、こうやるんだよ、こうして欲しいという姿をみせることで社員がついてきてくれるようになりました。
年齢に関しても、未だに随分若いなというイメージで見られますし、「お若いですね」という話にもなるので、若くてもやるべき事はちゃんとやるというところを見せていかなければと思っています。

なぜ他社はリールを使わないのだろう?

柿沼さん:私の場合は、先代のときから作業場内にリールがあるのが当たり前の環境で、他社に伺うと、なぜリールがないのだろう?何故こんなに面倒なことをやっているのだろう?と思います。
いちいちドラムなどの置き場を作って、床に伸ばしたコードやホースに躓かないように工夫して……。うちもドラムを持っていますがほとんど使用しません。
スパイラルを使用しているところも多いですが、あれはむき出しなので。リールならカバーもされてて高い場所にあるので火の粉もかかりませんし、リフトにもひっかかりません。いいこと尽くしなんですけどね。むき出しは怖いですよね。

少し遠くにある重いものにエアーをかけたい時もいちいちホースを引っ張り出してくるのは大変なんですよ。
そうだとしたら贅沢ですけど、手前に1台、奥に1台と分散して置いておけばすべての場所をカバーできちゃうんですよね、一つの主幹に繋がっているので。
コンプレッサー1台ONすればすべてのエアーが充電されてどこにいてもかけられるというのはすごく魅力的だと思います。何より早いですし!
入れているのはエアーと電源ですが、電源も便利ですね。ドリル、グラインダー、サンダー等使用しますので。
使ってみないと良さがわからないかもしれません。

ロボットができない手作業で、キレイに安く早く。

柿沼さん:巷で騒がれているIoTやロボット、ARPなどにチャレンジしたい思いもありますが、今までやってきた職人さんの溶接は、他では出せない品質を保っていると自負しておりますので、その手作業の良さもアピールしていけたらと思っています。
ロボットは均一な品質、時間でできるのがメリットですが、それはできる会社にお願いすれば良い。弊社ではロボットができない手作業の部分をやっていきたいのです。その手作業が武器になっていくと信じています。

そして、欠かせないのが「提案力」です。板金加工は知識があれば色々な事ができるのですが、知識がないと難しい。ですから、お客さんの要望に合わせて、どうすればキレイに安く早く実現できるのか、それを提案できる提案力が当社の一番の強みだと思っています。
規制が緩和されたらここをもう少し大きくして、人も増やして楽しくモノづくりができたらいいですね。みんなで楽しくモノづくりができる、それが「幸せ」だと思いますし「夢」ですね。

お互いの情報を繋げたら、より良い協力体制を作れるのかもしれない

今後三協さんとは、納期なども含めたお互いの情報をネットワークで繋げてリモートで入っていけるようなシステムが先々構築できればいいなと思っています。弊社の納期予定が三協さんから確認できれば逆に作業が開いている期間もわかっていただけますし、お互い効率的に受発注ができるのではないかと思います。

柿沼製作所で設置されている製品

エアホースリール S-series(小型)

<エアホースリールとは>
圧縮空気用エアーホースを巻いたホースリール。必要な長さだけホースを引き出し、簡単に巻き取れるので、快適に作業を進めることができます。

<S-series(小型)とは>
信頼と実績。TRIENSの正常進化型 フラッグシップモデル・小型リールのシリーズです。 他用途に対応できるラインアップを揃えてあります。 使用状況を改めて検討し、支持部分の強度を大幅に向上させました。(小型リール・2010newモデル) メーカー保証「2年保証」対象商品。

エアホースリール詳細はコチラ

株式会社 柿沼製作所

千葉県富里市に本社を置く、
精密板金・溶接加工を行う製作所。

本社所在地:千葉県富里市十倉302-42
創業:昭和47年10月
(2020年1月現在)
http://www.kakinumass.co.jp/index.html

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